主将対談 男子部

早稲田大学男子ラクロス部主将 平野 義大選手(4年・AT)(以下敬称略)
慶應義塾大学男子ラクロス部主将 八星 輝選手(4年・DF)(以下敬称略)

 
新型コロナウイルスにより2年ぶりの開催となる、早慶ラクロス定期戦。両者負けられない戦いを前に、早慶戦に懸ける熱い思いを語ってくれた。
 
――本日はよろしくお願いします。
 
(平野・八星)よろしくお願いします。
 
――まずは、今年の自分のチームの特徴について教えてください。
 
(平野)今シーズンの早稲田の特徴は、オフェンスに関しては、オフェンスメンバーに昨年からAチームの試合に出ていた選手が多いため、経験値の高い選手がたくさんいることです。ディフェンスに関しては、逆に、フレッシュなメンバーが揃っているのが特徴です。

(八星)早稲田と同様に、昨年から出ていたメンバーが今年も多くいて、そんな中で昨年は、関東(学生ラクロス2020特別)大会優勝という結果を残して、選手たちに自信がついたというのが慶應にとって1番の強みかなと思います。スローガンにはDEVOTEを掲げていて、1人1人が主体性を持って、どのようにチームに捧げていくかを考えてやっているので、そこも強みだと思います。
 

 

 

――次に、お互いのチームの印象について教えてください。
 
(八星)何度も対戦していて、印象としては強いという言葉がぴったりだと思います。もちろんうまいのもそうなんですけど、4クォーターを通しての勝ちに対しての執念とか、球際に対しての激しさとかは本当に強いなと感じていて、相手としては本当に嫌な相手だなという印象です。
 
(平野)慶應さんと同じなんですけど、相手として1番嫌な相手だなというのが印象で、理由としては、ショート、ロング問わずうまくて、パスやシュートのスピードやクロスワークといったところが、早稲田より一枚上手だと感じています。
 

 

 

――相手チームに関して警戒しているところに関して教えてください。
 
(平野)先ほども挙げさせていただいたんですけど、やっぱりオフェンス力かなと思います。八星主将からもあった通り、昨年から試合に出ているメンバーがたくさんいて、なかでもしっかりと得点をあげていた選手が残っていて、ATはしっかり裏で1on1をかけられるし、MFは上からランシューを打つなど、自分で完結できる力を持っているので、やっぱりオフェンス力というのは非常に警戒しています。
 
――その点に関して、八星主将はどのように思われますか?
 
(八星)そうですね。オフェンス力に関しては、自分たちも強みに思っていて、また今シーズンは、新しいアイディアを加えて、オフェンスの力を総合的に伸ばしているので、そこを強みとして戦っていけたらなと思っています。
 

 

 

――慶應から見て早稲田に対して警戒しているところを教えてください。
 
(八星)4クォーターを通しての集中力とか執念などを警戒しなければならないと思っていて、具体的にいうと、スタンシューの精度だったり、裏からの脅威だったり、あとライドも昨年ハマってしまったというところもあって、そういう脈々と受け継がれている早稲田のDNAのようなところに警戒していきたいです。
 
――八星主将のおっしゃる「早稲田のDNA」という点に関して、平野主将はどのようにお考えですか?
 
(平野)自分たちも、ライドやショットに関してはかなりこだわっていて、それらは伝統や自分たちの強みとして認識しているので、早慶戦では、それらの力をしっかり発揮できるように頑張りたいと思います。
 

 

 

――「ここは相手チームより優っている!」というところを教えてください。
 
(八星)先ほど平野主将から挙げていただいた、クロスワークなどの技術面はすごくこだわってやっているところではあるので、そこでは負けたくないなというのと、1人1人が考え、新しいアイデアを持って勝ちに行くという戦術面での強みも負けたくないと思っています。
 

(平野)ひとつ断言できるのは、フィジカルの強さかなと思います。早慶戦までは、自分たちのチームはフィジカルの強化に力を注いできたので、自分たちの中でも、目で見て確認できるくらいの体のデカさとか、記録の向上とかは着実に伴ってきているので、それが自分たちの強みかなと感じています。
 

 

 

――これまでの早慶戦に対してどのような印象を持っていますか。
 
(八星)個人的には、1年生の時は15秒くらいしか出られず、2年生の時は怪我で出られなくて、スタンドで悔しい思いをしたというのもあって、そこは晴らしたいなという思いがあります。チームとしては、自分が入学してからまだ1度も勝てておらず、試合に負けて早稲田からの紺碧の空が日吉で響いていたのが心の底から悔しかったので、今年こそは絶対に勝ちたいなと思います。
 
(平野)毎年5月に行われる早慶戦といえば、2年前の早稲田が逆転して勝ったのが印象に残っているんですけど、自分の中で特に印象に残っているのは、去年の関東ファイナルで負けた早慶戦です。本当に悔しかったのでとても印象に残っています。
 
――両主将にとって早慶戦とは?
 
(平野)個人的には圧倒的なモチベーションになるものです。早慶戦があるからシーズン前半の目標として明確なものが持てるし、例年なら6000人を超える観客が来てくれるということで、自分の中でのモチベーションになっているなと思います。またチームにとっては、早稲田である以上1番のライバルは慶應なんで、負けられない試合ですね。
 
(八星)平野主将と同じく、負けてはいけない戦いというところが1番で、この負けられない戦いが5月にあるというのもすごく意味があるなと思っていて、全日本選手権優勝と言う目標を掲げている中で、5月に集大成をぶつける相手として、ライバルの早稲田がいるというのはとても誇りに思いますし、意味のある大会だなと思っています。
 

 

 

――最後の質問になります。早慶戦にかける思いを教えてください。
 
(八星)昨年は、コロナの影響で開催できていないというところもあって、2年分溜まっているものがあると思うので、そこを存分に晴らして、暴れまわりたいなと思います。
 

(平野)昨年の関東ファイナルが完敗だったということもあって、今年はその借りを返したいという思いがあります。また、自分達の代は早慶戦を初めて経験する人がほとんどなので、勝ちにこだわりつつも、早慶戦という大舞台の雰囲気を楽しめたらいいなと思います。

 

 

――ありがとうございました!